バブル崩壊
日本で1980年代後半から1990年代前半にかけての好景気の事をバブル景気といいます。
そのバブル景気の終わりをバブル崩壊といいます。
バブルという言葉はバブル景気の時期には使われてませんでした。
その時代を振り返って考察した際につけられた言葉です。
急激な円高による金融緩和政策などで一気に投資熱が活性化、その方向が土地等の不動産に集中して大きく景気を上昇させました。
しかしそれは資産を利用した経済活動ではなく資産自体の値上がりで利益を得ようとする、長期に運営できる手法ではありませんでした。
資産の価値が上がればその運用は困難になっていくのです。
土地や建物といった不動産はその価値の維持を困難にしていきました。
そういった中で発表された大蔵省の土地関連融資の抑制についてという総量規制で完全に景気を後退させてしまいました。
前年に導入された消費税も経済活動に大きな影響を与えて、資産価値の高値を維持したままの購入意欲減少という状態を迎えました。
こうしてバブル崩壊となったのです。
実際には泡がはじけてしまうような、あっという間の出来事ではなく長年に続いた悪影響の事なのです。
バブル景気の大きな特徴の土地価値の下落傾向でも急激に下がってはいますが、あっという間に何分の一になったというほどではありません。
バブル景気に大きな利益を求めて行くことは当然とされていました。
小さな利益ではなく、より大きな利益を求める事が重要とされたなか、大きな価値を持つ不動産は絶対的なものだと信じられていました。
その資産価値が大きく減少するときにバブル景気の本当の怖さが現れたのだと思います。
不安定な経済状況であったバブル景気の崩壊とともに日本の経済も大きく変わることになったのです。